両さん再び!「こち亀」5年ぶりの新刊
あの両さんが帰ってくる!“こち亀”の愛称で知られる人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、5年ぶりとなる新刊を発売します。
“こち亀”は東京・葛飾区亀有を舞台に、「両さん」の愛称で親しまれる型破りな警察官・両津勘吉が活躍する笑いあり涙ありのギャグマンガです。
5年ぶりとなる最新コミックス201巻は、今年10月4日に発売予定です。
集英社によりますと、連載40周年などを記念して開催された展覧会「こち亀展」でしか読むことのできなかった「想い出の巻」などコミックス初収録となるエピソードばかり10本あまりが収録されます。
また、7月19日発売の「週刊少年ジャンプ」には、4年に1度、オリンピック開催の年だけ目を覚まし、持ち前の超能力で迷宮入り事件を解決したりする“こち亀”の名物キャラクター日暮熟睡男が登場する最新読み切りが掲載されています。
作者の秋本治さんは、“こち亀”で1976年に漫画家デビュー、2016年に40年間1度も休まずに続けた連載を終了しました。
“こち亀”はこれまでコミックス200巻が発表され、累計発行部数は1億5000万部以上を記録、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として2016年、ギネス世界記録に認定されました。
しかし今月に入りさいとう・たかをさんの「ゴルゴ13」201巻が発売され、“こち亀”のギネス世界記録が抜かれたことが大きく話題になりました。
画像:(c)秋本治・アトリエびーだま/集英社