五輪に向けテロ対策強化 小田原駅一斉点検
オリンピック開催に向けたテロ対策の強化で、神奈川県警小田原警察署は、鉄道各社の駅長と駅構内を一斉点検しました。
19日、小田原駅構内の一斉点検を行ったのは、小田原警察署とJR東日本や、伊豆箱根鉄道など5社の鉄道会社の駅長です。東京オリンピックの開会式が23日に迫る中、5社の路線が乗り入れるターミナル駅の小田原駅で、テロを未然に防ぎ安全を確保するため、店舗に声かけをしたり、ホームのゴミ箱などを点検したりしました。
小田原署・野崎剛志署長
「駅員さんですとか、警察官の巡回が多くなりますので、もし不審点、いつもと違うなという点あれば、声かけていただければ」
小田原警察署の野崎署長は、「無観客で来日する観光客は少なくなるが、夏にかけて人流が増えるため、テロに対する警戒を強化する」としています。