丸川大臣“いじめや虐待、全く許されない”
東京オリンピックの開会式の一部楽曲を制作したミュージシャンの小山田圭吾氏が、過去のいじめに関する発言が原因で辞任したことを受け、丸川担当大臣は、「いじめや虐待はあってはならない行為で、全く許されない」と強調しました。
丸川五輪担当相
「障害の有無にかかわらず、いじめや虐待はあってはならない行為であり、また政府として、共生社会の実現に向けた取り組みを進めており、これらに照らしても全く許されないことだと認識をしております」
小山田氏をめぐっては、障害者などをいじめていたことを、過去に雑誌のインタビューで発言していて、開会式に携わることを問題視する声が上がっていましたが、当初、組織委員会は、本人が謝罪しているとして続投させる意向でした。
丸川大臣は、組織委員会に「当初の考えは理解できない」と伝えたことを明かした上で、「東京大会は心のバリアフリー精神を伝えることに取り組んできた。組織委員会にも改めて認識していただいたうえで、連携して取り組んでいく」と決意を示しました。