“感謝のスピーチ”を日本語で 米代表選手
20日、静岡・牧之原市。拍手の中、バスから降りてきたのは東京オリンピックのサーフィン・アメリカ代表。静岡県牧之原市での事前合宿を終え、競技が行われる千葉県一宮町に向けての移動を前に、地元の人たちに感謝の思いを語ったのです。
「牧之原のみなさん、おはようございます」
日本語であいさつしたのはカリッサ・ムーア選手。
サーフィン・アメリカ代表 カリッサ・ムーア選手
「私たちは牧之原が大好きです。波はちょっと小さかったですけど、ビーチは美しくてとっても楽しかったです」
ジョークも交えながら流ちょうな日本語で感謝の言葉を口にします。
サーフィン・アメリカ代表 カリッサ・ムーア選手
「とっても親切におもてなしをしてくれました。本当にありがとうございました。千葉で頑張ります」
およそ50秒のあいさつをすべて日本語で話したムーア選手。アメリカのサーフィン協会によりますと、ムーア選手は中学時代に数年間日本語の勉強をしていて、スピーチは徹夜で練習したということです。