【全国の２１日（水）の天気】
強い台風６号は沖縄に近づいています。一方、北海道から九州は夏空が広がり、猛暑が続いています。最高気温は広く３５℃を超え、山形や福島では５日連続の猛暑日となりました。

ただ、東北や東日本の山沿いは午後から局地的に雷雨に見舞われました。午後４時１０分までの１時間に岩手県花巻市東部付近で、およそ１００ミリの雨が降るなど局地的に猛烈な雨が降りました。

■記録的短時間大雨情報
２１日（水）午後４時１０分　岩手県花巻市東部付近　１時間に約１００ミリ

■最高気温（２１日）
甲州市勝沼（山梨）　３７．７℃
小浜（福井）　　　　３６．９℃
山形　　　　　　　　３６．９℃
甲府　　　　　　　　３６．７℃
熊谷　　　　　　　　３６．１℃

■猛暑日・真夏日の地点数
猛暑日：全国　６６地点
真夏日：全国６７１地点

【関東の２１日（水）の天気】
関東は強い日差しで、朝から気温がぐんぐん上がり、内陸部では３５℃を超えました。午後は群馬や栃木の山沿いで積乱雲が発達。局地的に激しい雨が降り、一時、土砂災害警戒情報も発表されました。

■１時間雨量
みなかみ（群馬）３０．５ミリ
奥日光（栃木）　１９．５ミリ

【全国の２２日（木）の天気】
台風６号は勢力を強めながら、ゆっくりと西へ進み、宮古島や石垣島に近づきそうです。２２日は宮古島が、２３日は石垣島も暴風域に入るおそれがあります。

動きが遅いため、長期間、台風の影響が続き、暴風や高波のほか、記録的な大雨なども厳重な警戒が必要です。

一方、北海道から九州は猛烈な暑さが続きますが、午後は山沿いで局地的に激しい雷雨のおそれがあります。山形や石川、中国地方、九州北部に熱中症警戒アラートが発表になっています。

■台風６号（２１日午後５時発表）
（２２日午後３時）
強い勢力で、宮古島の南東、約１１０ｋｍをゆっくり西へ進む。
中心気圧９５５ｈＰａ

（２３日午後３時）
非常に強い勢力で、石垣島付近をゆっくり西北西へ進む。
中心気圧９５０ｈＰａ

■台風の影響
＜２２日＞
（最大瞬間風速）
先島諸島　６０メートル
沖縄本島　３０メートル

（波の高さ）
先島諸島　１０メートル
沖縄本島　　８メートル

（２４時間雨量）
先島諸島　２００ミリ
沖縄本島　１００ミリ

＜２３日＞
（最大瞬間風速）
先島諸島　５５メートルから７０メートル
沖縄本島　２５メートルから３５メートル

（波の高さ）
先島諸島　１１メートル
沖縄本島　　８メートル

（予想雨量）
先島諸島　２００から３００ミリ
沖縄本島　１００から１５０ミリ

■熱中症警戒アラート（２２日）
山形、石川、鳥取、島根、広島、福岡、大分

■予想最低気温（２２日）
札幌　　２２℃（真夏以上、前日と同じ）
仙台　　２４℃（真夏以上、前日と同じ）
東京　　２４℃（真夏並み、前日と同じ）
名古屋　２５℃（８月上旬、前日より１℃低い）
大阪　　２５℃（７月中旬、前日と同じ）
福岡　　２６℃（８月上旬、前日と同じ）
那覇　　２７℃（７月中旬、前日より１℃高い）

■予想最高気温（２２日）
札幌　　３１℃（真夏以上、前日と同じ）
仙台　　２８℃（７月下旬、前日より５℃低い）
東京　　３４℃（真夏以上、前日と同じ）
名古屋　３３℃（７月下旬、前日より１℃低い）
大阪　　３６℃（真夏以上、前日より１℃高い）
福岡　　３４℃（真夏並み、前日と同じ）
那覇　　３０℃（６月中旬、前日より２℃高い）

【関東の２２日（木）の天気】
２２日（木）から４連休です。関東地方は同じような天気が続き、平野部は連日猛暑、山沿いでは午後から雷雨がありそうです。

最高気温は内陸部で３５℃以上。熊谷と前橋は５日連続で猛暑日になる予想です。子供たちは夏休みに入りましたが、熱中症に警戒するとともに、急な川の増水にも注意が必要です。

■予想最低気温（２２日）
東京　２４℃（真夏並み、前日と同じ）
水戸　２３℃（真夏並み、前日と同じ）
前橋　２４℃（真夏並み、前日より１℃低い）
熊谷　２５℃（真夏並み、前日と同じ）
千葉　２４℃（７月下旬、前日より１℃低い）

■予想最高気温（２２日）
東京　３４℃（真夏以上、前日と同じ）
水戸　３２℃（真夏以上、前日より１℃低い）
前橋　３５℃（真夏以上、前日と同じ）
熊谷　３６℃（真夏以上、前日と同じ）
千葉　３３℃（真夏以上、前日と同じ）

【週間予報】
沖縄では２４日（土）頃まで台風６号の影響が残りそうです。一方、北日本から西日本は２５日（日）頃まで夏空が続きますが、東北の太平洋側や関東では猛烈な暑さのピークを越えて、２７日（火）は雨が降りやすくなりそうです。オリンピック期間中は熱中症に、くれぐれもご注意下さい。