「クマが建物に入ってきた」…飲食店の倉庫に居座る 警察や市職員駆けつけ“爆竹作戦” 京都・福知山市
18日、京都府福知山市にある飲食店の倉庫に「クマ」が入り込んで、午後5時現在も居座っているとみられます。倉庫から「クマ」が出ないよう、警察官などが対応にあたっているということです。
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記者
「いま、爆竹の音が鳴りました」
18日午後5時ごろ、京都・福知山市で、何度も響き渡る“爆竹音”――
記者
「クマの反応、音というのは、外からは聞こえません」
クマは、トビラの向こうに居座っているとみられます。
現場は、京都府福知山市の飲食店「はっかく亭」です。
店の従業員(18日午後1時半ごろ)
「クマが建物に入ってきた」
その後、警察や市の職員が駆けつけました。
記者
「いまちょうど、さすまたを持った職員でしょうか、何名かが捕獲のために、裏の倉庫の方に歩みを進めているのがわかります」
警察によると、姿は確認できないものの、「クマ」1頭が倉庫内の更衣室に居座っているとみられています。
記者(18日午後4時半すぎ)
「(クマが)出てこないようにでしょうか、対策が講じられています」
あらゆるもので、トビラを押さえています。
「いるのかな?」
市の職員は。
福知山市の職員
「従業員さんは、クマを目撃されている。『爆竹』を鳴らして、“音”でクマの反応を確認します」
そうして、午後5時ごろ行われた、“爆竹作戦”――。
しかし、反応はありません…。
記者
「道路に面した窓に、脚立がかけられました。中をのぞいています」
トビラを少し開け、慎重に中の様子を見る職員。
記者
「クマは確認できましたか?」
「……」
記者
「クマの姿は、確認できない様子です」
クマがいた場合、その捕獲方法については…
福知山市の職員(18日午後4時半すぎ)
「現状では、殺処分よりも、自然に逃げてもらう方針で検討していく。いま人間が囲って、音とかで脅かしている状況なので、警戒しているので。となると、長期戦になるおそれがあります」
クマは、いるのでしょうか。
警戒が続いています。