千代田区 自宅療養感染者の診療体制を強化
東京・千代田区は自宅療養している区内の新型コロナ感染者への診療体制を強化したことを明らかにしました。
千代田区・樋口高顕区長「自宅療養となった区内の感染者の方が自宅で体調が悪化した際に適切な医療支援を受けられるよう、診療体制を整え、きのう8月4日からその運用をスタートいたしました」
千代田区は医師会や区内医療機関と連携し、自宅療養者に対し電話やオンラインでの診療や、往診を行う体制を整えたことを明らかにしました。
医師会に所属する19診療所が当番制で診療にあたり、必要に応じて、在宅で酸素吸入ができる酸素濃縮器での治療を行ったり外来診療できる区内の病院に救急搬送したりするということです。
また、千代田区ではワクチン接種を加速させるため、今月12日から夜間の接種をおこなうほか、今月下旬からは区役所内の接種会場で乳幼児の一時預かりを行うなど接種環境の整備も進めていて、感染が急拡大する若い世代への接種を強く呼びかけています。