市長がメダル噛む…市に3137件の苦情も
名古屋市の河村市長が東京オリンピックの金メダリストのメダルを噛んだ問題について、選手が所属するトヨタ自動車は「あるまじき行為」とのコメントを発表しました。
この問題は4日、ソフトボール日本代表の後藤希友投手が、名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問した際、河村市長が突然マスクを外し、後藤投手のメダルを噛んだものです。
この行為について、後藤投手が所属するトヨタ自動車は5日、「不適切かつあるまじき行為」としたうえで、「アスリートへの敬意や賞賛、また感染予防への配慮が感じられず、大変残念に思います」とのコメントを発表しました。
河村市長に対しては、「責任あるリーダーとしての行動を切に願います」としています。
名古屋市によりますと、市には5日正午までに、少なくとも3137件の苦情が寄せられているということです。