台風再上陸…広島で一時、緊急安全確保も
9日朝、台風9号が再上陸した広島県でも大雨に見舞われ、北広島町では一時、大雨警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されました。
台風9号は午前5時すぎ、広島県呉市付近に再上陸し、県内を縦断しました。8日夜遅くから、県西部を中心に激しい雨が降り、北広島町八幡などでは24時間雨量が200ミリを超え、8月の観測史上最大を記録しています。
北広島町では午前5時半頃、志路原川が氾濫危険水位を超えたとして、大雨警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されましたが、およそ4時間後に解除されました。現在はレベル4の避難指示に変わっています。
妊婦(20代)
「来週が予定日で、もういつ陣痛きてもおかしくない状況なので、こっち(避難所)で安心してたいなって来ました」
一方、河川が増水した広島市安佐北区では、県道に土砂が流入し、通行止めが続いています。