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橋本氏“札幌五輪”実現なら会長就任に意欲

2021年9月6日 14:05
橋本氏“札幌五輪”実現なら会長就任に意欲

東京オリンピック・パラリンピック閉幕を受けて開かれた会見で、組織委員会の橋本会長は、札幌市が招致を検討している2030年の冬季大会について、会長のオファーがあれば受けたいと、早くも意欲を示しました。

組織委・橋本会長
「パンデミック後、世界で初めてのグローバルイベントであるオリンピック・パラリンピックを開催し、しっかりとバトンをパリにつなげたことを誇りに思いたい」

橋本会長は、東京大会について「完全な形でやり遂げられず100%成功とは言えないが、レガシーを引き継いでいくことが重要」と強調しました。

また、札幌市の2030年の冬季大会招致が実現した場合、再び会長就任の要請があれば「ぜひ受けたい」と述べ、「フルスタジアムで子どもたちの笑顔あふれる大会をめざしたい」と意欲を示しました。

一方、無観客でおよそ900億円のチケット収入が無くなった東京大会の赤字額について武藤事務総長は、「規模感はまだわからない」としたうえで、「契約上、開催都市の負担が基本だが、国、東京都、組織委員会の3者で協議する」と述べました。