カジノを含むＩＲ・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、東京地裁は７日午前、衆議院議員の秋元司被告に対し、懲役４年の実刑判決を言い渡しました。

衆議院議員の秋元司被告は、中国企業側から賄賂を受け取った収賄の罪や、裁判でウソの証言をするよう依頼し、現金を渡そうとするなどした証人買収の罪に問われています。

これまでの裁判で検察側は懲役５年などを求刑していましたが、７日午前１０時から始まった裁判で、東京地裁は秋元被告に懲役４年、追徴金約７５８万円の実刑判決を言い渡しました。

秋元被告は、裁判では一貫して無罪を主張していて、判決前の日本テレビの取材に対し、有罪判決が出た場合は控訴する方針を示していました。