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田村厚労相 “幽霊病床”に「厳しく対応」

2021年9月7日 17:19
田村厚労相 “幽霊病床”に「厳しく対応」

東京都内の病院が、新型コロナウイルスの入院患者を「すぐに受け入れ可能」と申告しながらも、実際はほとんど受け入れていない、いわゆる「幽霊病床」について、田村厚労相は「厳しく対応する」と述べました。

田村厚労相は、会見で「患者が退院して次の受け入れに時間がかかるなどはあり得る」とした一方、「ずっとコロナ病床で登録して、何か月も患者が入っていないのはちょっと問題だ」と懸念を示し、「厳しく対応しなくてはいけない」と述べました。

感染が拡大する中、すぐに受け入れ可能な「即応病床」として東京都に申告しながらも、病床使用率が低い、または、先月末の時点で患者を受け入れていない病院があることが明らかになっています。

こうした「即応病床」には、国から補助金が支払われていて、厚労省は、東京都と連携して対応を検討していくとしています。