東京「ブレイクスルー感染」死者22人に
新型コロナウイルスの深刻な感染状況が続く東京都内で、新たに1629人の感染が確認されました。都内の感染者は、16日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回っています。
都内の新たな感染者は1629人で、先週火曜日から1280人減少し、都内の感染者は、16日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回って、減少傾向が続いています。
しかし、20歳未満が17.8パーセントを占め、幼稚園や保育園では園児23人の感染が確認されるなど若い人の感染が依然多く見られ、都の担当者は「学校再開の影響が、今週後半から来週にかけてどう出るか」と警戒感を示しています。
一方、新たに16人の死亡も確認されました。2人は自宅療養中の死者で、このうち肥満体形だった40代男性は軽症とされ自宅療養中に死亡しているのがみつかりました。前日に保健所が連絡をとったときは熱が37度台に下がり回復傾向とみられていました。
都内の自宅療養中の死者は先月以降、32人にのぼっています。また、ワクチンを2回接種した70代の男性2人の死亡が確認されました。うちひとりの死因は大動脈解離でした。
都が把握するいわゆる「ブレイクスルー感染」した死者は、22人になりました。