警視庁と協定 チケットの不正転売防止を
イベントやスポーツの観戦チケットが不正に転売されるのを防ごうと警視庁は、日本野球機構や音楽関係団体などと協定を結びました。
8日午後、警視庁本部で行われた協定の締結式にはコンサートなどを主催する音楽業界団体のほかプロ野球の試合を主催する日本野球機構、球団からは読売巨人軍などが参加しました。
警視庁・生活安全部 小林部長
「近年はインターネットの転売サイト、こういったものを悪用して新たな違法転売行為が横行している」「情報共有をしながら取り締まりを強化していくところ」
チケットの不正転売をめぐっては、いわゆる「ダフ屋行為」は大幅に減少している一方、インターネットの転売サイトを利用した手口が横行しています。
警視庁は、転売サイトの情報や対策を共有するなどして取り締まりを強化したいとしています。