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藤井二冠「史上最年少で三冠達成」

2021年9月13日 18:31
藤井二冠「史上最年少で三冠達成」
将棋の叡王戦五番勝負の第5局が13日午後終局し、藤井聡太二冠が豊島将之二冠を破って叡王となり、史上最年少で三冠を達成しました。

叡王戦五番勝負第5局は午前9時から東京の将棋会館で行われ、持ち時間を使い切った藤井二冠が予想外の一手を指し、午後6時22分、111手で豊島二冠を投了に追い込み勝利しました。

藤井二冠は新たに「叡王」を獲得して、将棋史上10人目、史上最年少・10代での三冠達成となり、22歳3か月で三冠を達成した羽生善治九段の記録を大きく更新しました。

師匠の杉本昌隆八段は「閉塞感のある社会情勢の中、輝かしい記録を更新し続ける藤井三冠を師匠として誇りに思います」とコメントし、羽生九段は「昨今の藤井さんの内容の充実ぶりを考えると不思議とは思いません」と語っています。

この後、藤井三冠の会見が予定されていて、何を語るのか注目されます。