「抗体カクテル療法」往診でも可能に
新型コロナウイルスの軽症や、中等症患者向けの治療薬「抗体カクテル療法」について、厚生労働省は、自宅療養中の患者への往診にも認めるとする事務連絡を全国の自治体に出しました。
抗体カクテル療法は、これまでは医療機関での使用のみが認められていましたが、自宅療養中の患者も投与を受けられるようにするために、厚労省は、17日付で、往診でも使用を認めるとする事務連絡を都道府県などに発出しました。
ただし、投与後の経過観察や、夜間・休日含め患者からの電話対応など、24時間以内の患者の病態の悪化の有無を確認できる体制が確保されているか、厚労省が確認した場合のみ可能としています。
田村厚生労働大臣は、16日、往診での使用について来週にも試験的に始める考えを示していました。