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御嶽山の噴火から7年 地元関係者が献花式

2021年9月27日 14:04
御嶽山の噴火から7年 地元関係者が献花式

死者・行方不明者63人と、戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から27日で7年です。新型コロナウイルスの影響で追悼式は初めて中止となり、地元関係者に限定した献花式が行われました。

ふもとの長野県王滝村では、噴火があった午前11時52分に合わせて黙とうがささげられました。追悼式は、新型コロナウイルスの影響で初めて中止となり、今年は地元関係者に限定した献花式を行い、式の終了後に遺族などが花を手向けました。

噴火で夫を亡くした伊藤ひろ美さん
「私も7年たって、やっとお父さんが身近に帰ってきたような気がして『よかったね』そういうふうに話しかけました」

2014年9月27日に起きた御嶽山の噴火災害では、58人が亡くなり、今も5人の行方が分かっていません。登山口では被災者家族などが、登山者に手作りのキーホルダーを渡して安全を呼びかけました。