秋篠宮家の眞子さまと来月にも結婚する見通しの小室圭さんが成田空港に到着しました。眞子さまとお２人で臨まれる“結婚を報告する会見”は、来月１７日よりも後になりそうだといいます。これからの予定でわかっていることを整理します。


■小室圭さん帰国　今後の予定は？

秋篠宮家の長女、眞子さまと来月にも結婚する見通しの小室圭さんが成田空港に到着し、２７日午後３時５０分ごろ、報道陣の前に姿を見せました。一般の方から３０分ほど遅れて出てきました。

小室さんは日本時間の２７日午前にニューヨークを出発しました。ニューヨークの空港に到着した時は、髪を結んでいて黒のスーツ姿でした。

記者から「いよいよ眞子さまとお会いになりますがどんな気持ちですか」といった問いかけには無言でした。報道陣に会釈する様子もあり、最後は一礼し、一般の搭乗客とは別の入り口から進んでいきました。

眞子さまと３年ぶりの再会となるわけですが、すぐというわけにはいきません。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、２週間の隔離期間を過ごすことになります。隔離期間はどこで過ごすのかわかっておらず、自宅で過ごすのか注目されています。

これからの予定で今、わかっていることを整理します。

まず、小室さんの隔離期間が２週間ですので、来月１１日まで。となると、眞子さまと再会できるのは、１２日以降となります。

宮内庁は、来月初旬にも正式に結婚を発表する見通しというところまでわかっています。

宮内庁担当の記者は、「今週以降、いつあってもおかしくない」と話しています。宮内庁がどこまで発表するかはまだわかりませんが「結婚しました」ではなく「結婚します」という発表になる見込みです。

そして、注目されているのが、お２人で臨まれる記者会見。これは結婚を報告する会見です。これがいつなのか。眞子さまは、３０日から来月１７日まで岐阜県で行われるイベントで名誉総裁をつとめられます。これが最後の公務となる可能性があります。

皇族として名誉総裁の仕事をされるわけで、宮内庁幹部によりますと、眞子さまは公務をとても大事にされるということですから、結婚をされるのも、会見をされるのも１７日よりも後になりそうです。

ちなみにお２人とも、１０月が誕生日。小室さんは隔離期間中の５日、眞子さまは、２３日に３０歳の誕生日を迎えます。

さらに、２０日は上皇后さまが８７歳のお誕生日ですので、この日は、会見などは避けられるだろうと言われています。


■眞子さまと小室圭さん　ここまでの経緯は？

婚約内定の会見から４年たちましたが、ここまでの経緯について、宮内庁担当の笛吹記者は次のように話しています。

「小室さんがアメリカに留学した３年前、父の秋篠宮さまは記者会見で『多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ、婚約の儀式を行えない』と話されていました。秋篠宮ご夫妻は、この時には結婚には否定的なお考えだったのだろうと、多くの宮内庁職員は考えています。そんな中でも、眞子さまの気持ちは固く、皇室の相談役である宮内庁参与に自ら意見を求められることもあったそうです。

そして、小室さんが司法試験を受け、就職が見込まれる今年の１０月を念頭に、ご家族との話し合いを進めてこられたものとみられます。ご結婚の背景には、眞子さまの固い気持ちがあったということです。

その一方で、宮内庁職員の中には、おめでたいことだとしつつ、戸惑いの声もあるそうです。というのも、このたびの眞子さまのご結婚が『異例ずくめ』だから。眞子さまは、皇室を離れる女性皇族としては、戦後初めて一時金の支給を受けられない方向で調整が進んでいます。

ほかにも、一連の『儀式』を行われない予定です。両陛下への挨拶は、眞子さまお一人で非公式に行われる見通しです。こうした異例ずくめの結婚が今後の皇室にどのような影響を与えるのか心配する声もあります」


■結婚された後は？

結婚されたら、アメリカで生活されるのも異例です。まず、婚姻届は宮内庁職員が代理で提出するとみられます。婚姻届が受理されたら、眞子さまはこれまでなかった戸籍を得られることになります。すると、アメリカに渡るのに必要なパスポートが入手できます。眞子さまは戸籍を得て、こうしたアメリカに渡る手続きを始められることになります。

一方、小室さんはすでに、ニューヨーク市内の大手法律事務所に就職していることがわかっています。小室さんの勤務先は、全米に５か所の拠点を持ち、３５０人以上の弁護士が所属する大手法律事務所です。１９６１年創業で、企業の破産案件などを扱い、ここ１０年ほどで急成長を遂げています。

事務所のホームページには、ＫｅｉＫｏｍｕｒｏと小室さんを紹介し、「事務職員」とあります。小室さんは、１２月に出る司法試験の結果を待っている状態です。まだ弁護士資格がないため、事務職員として紹介しています。

さらに、プロフィルの部分には「起業家、新興企業、投資家にアドバイスします」「日本語が流ちょう」だと紹介されています。他の弁護士も肩書きや担当分野はさまざまで、これから小室さんもキャリアを積んでいくことが期待されます。

異例となるご結婚の行方、そして、今後の皇室への影響についてもみていく必要があります。

（２０２１年９月２７日１６時ごろ放送　ｎｅｗｓ　ｅｖｅｒｙ．「ナゼナニっ？」より）