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1都3県 飲食店など段階的制限緩和求める

2021年9月29日 21:22

東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県は、来月1日から24日を「リバウンド防止措置期間」と位置づけ、飲食店の時短営業などについて、共同で、都民・県民や事業者らに段階的な制限緩和を求めました。

1都3県の知事は、29日夜ウェブ会議を行い、今月末で緊急事態宣言が解除されることを受け、来月1日から24日までを「リバウンド防止措置期間」と位置づけ、段階的な制限緩和を共同で要請していくことを確認しました。

1都3県では、基本的な感染防止対策を行う飲食店での酒類の提供は午後8時まで、営業時間は午後9時までとし、入店は1グループ4人までとします。

さらに千葉県では、県独自の厳しい感染防止対策の基準を満たした県内40の飲食店で、営業時間や酒類の提供時間の制限を全面的に解除します。

会議の中で、千葉県の熊谷知事は、「この緩和は宴会解禁ではない。ホームパーティーや宅飲みも4人までと呼びかける。引き続き感染対策の徹底をお願いしていく」と、制限の緩和による気の緩みに注意を呼びかけました。

来月25日以降の緩和措置については、医療提供体制の状況などを踏まえ判断していくということです。