「台風2号」沖縄の南を北上 石垣島・宮古島が強風域に…スーパーでは品薄相次ぐ
大型で強い「台風2号」は現在、沖縄の南をゆっくりと北上し、石垣島や宮古島が強風域に入っています。石垣市のスーパーを訪れると、台風の影響で商品が品薄の状態になっていました。漁にも出られないため、魚は1週間から10日ほどは入荷できないといいます。また、宮古島ではホテルの前にずらりとダンプカーが止まっていました。強風でドアが壊れないよう、重さ10トンのダンプカー4台を入り口の目の前に置くことで防御していました。
鹿児島県奄美地方では早いところで6月1日の明け方に強風域に、6月2日午前中には暴風域に入るおそれがあります。このため、すでに海の便に影響が出ていて、奄美大島と鹿児島本土などを結ぶフェリーが一部、欠航となりました。
台風はこのあとも速度をあまり上げずに沖縄の南を北上し、6月1日昼ごろは宮古島の東を進みます。6月2日には沖縄本島にかなり近づいたあと、6月3日から6月4日にかけて、速度をあげて本州の南海上を通過する見込み。台風周辺の湿った空気が流れ込むため、週末は西日本や東日本でも大雨となるおそれがあります。
こうした中、新潟県佐渡市の小学校では災害に備えるための授業が行われ、洪水や土砂災害などが発生した際に、自分がいつ、何を準備して避難するかを時系列で事前に決めておく「マイ・タイムライン」を作成しました。
※詳しくは動画をご覧ください。(5月31日放送『news every.』より)