警視庁とバス会社“車内切りつけ”想定訓練
ことし8月、東京の小田急線で男が刃物を振り回すなどして乗客10人が重軽傷を負った事件を受け、警視庁とバス会社がバス車内で切りつけ事件が発生した想定で訓練を行いました。
7日午前、警視庁・蒲田警察署と京浜急行バスが行った訓練は、運行中のバス車内で、男が突然、刃物で乗客を切りつけケガをさせたとの想定で行われました。
運転手がバスの電光掲示板で「緊急事態発生」を知らせると、通報を受けた警察官が駆けつけ、男をバスの外に誘導。その後、さすまたや盾などを使って男を確保しました。
警視庁・蒲田警察署は、「現場執行力を高めてバスを利用する人の安心・安全につとめていきたい」としています。