秋とは思えぬ暑さ続く 都心も真夏日予想
9日(土)も西日本から東海地方では、夏のような日差しが降り注ぎ、10月とは思えない暑さになりました。熊本や鹿児島では、10月の真夏日連続記録を更新し続けています。暑さはまだしばらく続き、11日(月)は都心でも30℃の真夏日が予想されています。
季節外れの暑さが続いている西日本では、9日も各地で10月とは思えない暑さとなりました。全国で最も気温が上がったのは、福岡・久留米で33.1℃、また、山口では31.5℃と10月としての観測史上一番の暑さとなりました。9月後半から連日の真夏日となっている熊本や鹿児島では9日も30℃を超え、10月の真夏日連続日数の記録をいまだに更新し続けています。
9日は全国の気温の観測所の内、134地点で30℃以上の真夏日を観測しました。一方、雲が広がった関東や東北南部では、前日より大幅に気温が下がった地域もあり、9日午後2時の気温は、宇都宮や水戸で21.7℃と前日より7℃前後も気温が下がりました。仙台では日中20℃に届かず、少し肌寒さを感じるくらいの気温となりました。
ただ、まだしばらくは全国的に気温が高い状態が続きそうです。10日(日)も西日本や北陸で30℃以上の真夏日が予想されていて、11日は東京都心でも30℃の予想、まだ半袖が活躍する暑さとなりそうです。
すでに衣替えの時期に入っていますが、朝晩と日中の気温の差が大きく、服装選びには注意が必要です。