１５日もまだ９月並みの気温のところが多くなりましたが、この１６日、１７日で一気に晩秋のようになりそうです。

大幅に季節を進めるのは、１６日から１７日にかけて通過する低気圧や前線です。この影響で１６日から広く雨となりますが、１７日は冬型の気圧配置となって、上空には１１月並みの寒気が流れ込んできます。１７日は各地で木枯らしのような風が吹いて気温は急降下、北海道では初雪となるところもありそうです。

北海道は、１７日から１８日にかけて、標高の高い峠や山間部で積雪となる見込みですので、峠を越える車は冬装備をしておいてください。その他の各地も季節が一歩も二歩も進むため、上着や暖かい布団の準備をしておくと良さそうです。

【１６日の西日本の天気】
日本海側の早いところは昼前から雨が降り出して、午後は気温がどんどん下がるでしょう。太平洋側も夕方頃から雨の降りだすところが多く、夕方以降は急激に冷えてきそうです。

【１６日の東日本の天気】
北陸や東海は午後ほど広く雨が降って、関東も一日にわか雨の可能性があります。１６日はまだ気温が２５度を超えるところが多いでしょう。

【１６日の北日本の天気】
東北は午前中には雨の降りだすところが多く、日中は広くこの秋一番の肌寒さとなりそうです。北海道は午前中、晴れ間も出ますが、夕方から夜には雨が降り出す見込みです。