１８日朝、茨城県つくば市にある洞峰公園で、４回目となるワニガメの捕獲作戦が行われ、全長１メートルを超える若いオスのワニガメを捕獲しました。

体感型動物園ｉＺｏｏ　白輪剛史園長「とにかくタイムリミットなしで捕まえるまでやるということで、きょうで決着をつけます」

１８日朝、茨城県つくば市にある洞峰公園で行われたのは、４回目となるワニガメの捕獲作戦です。

人の指を食いちぎるほど、かみつく力が強い危険な外来種、ワニガメ。先月以降、目撃情報が相次いでいました。

立ち上がったのが、横浜市の民家から脱走したアミメニシキヘビを捕獲したｉＺｏｏの白輪園長。１８日こそ捕獲となるのでしょうか。
すると、ワニガメの姿が。捜索隊は急いで準備にとりかかります。
前回より多い８人態勢で、目撃されたブイの周辺を囲い、ワニガメの行く手を阻みます。

ただ、１８日の最低気温は、６度を下回る５．４度。冷たい水中での捜索は体にこたえます。

体感型動物園ｉＺｏｏ　白輪剛史園長「いったん水温が低いので休憩してもう一回やります」

いったん暖をとることにしましたが、その直後に動きが…

体感型動物園ｉＺｏｏ　白輪剛史園長「ここだここだ、右足、今当たった」

一気に緊張感が走ります。そして…

体感型動物園ｉＺｏｏ　白輪剛史園長「入った」

水中に入ってからおよそ２時間半後、ようやくワニガメを捕獲することができました。

捕獲されたのは、全長１メートルを超える若いオス。

体感型動物園ｉＺｏｏ　白輪剛史園長「もう安堵ですよ。一安心どころじゃない。終わったって感じ」

近隣住民「捕まってよかったです。安心して遊べますね」

捕獲されたワニガメは今後、茨城県内にある飼育許可のある施設へ移すということです。