ワニガメ捕獲作戦 公園の沼に“ワナ”設置
早朝から茨城県つくば市の洞峰公園にある沼で行われていたのは、ワニガメの捕獲作戦です。
先月以降、この沼で目撃情報が相次いでいるというワニガメ。人の指を食いちぎるほどかみつく力が強い危険な外来種のため、6日から捕獲作戦が始まりました。
作戦には、横浜市の民家から脱走したアミメニシキヘビを捕獲したiZooの園長らが参加しました。
3日目の8日、新たにとった作戦、ワニガメが目撃される付近にエサを入れたかごを設置したのです。しかし、待つこと数時間、いっこうに現れる様子はなく、沼に入り、かごを確認すると、食いちぎられた袋。中のエサだけが食べられ、かごの中にワニガメはいませんでした。
それでもあきらめることなく、かごの入り口を狭め、中に入ったら出られないように改良。
そして、午後3時過ぎ、何度かワナを設置をしましたが結局、8日も捕獲することはできませんでした。
専門家によりますと、捕獲作戦は8日でいったん終了し、再び目撃情報があれば、捕獲を試みたいということです。