新型コロナの感染者の減少傾向が続く東京都は、リバウンド防止措置期間を終了し感染対策の点検・認証を受けた飲食店については、２５日から時短営業や酒類提供の制限を解除しています。

小池知事「基本的な防止対策を徹底していただく期間といたします。１１月３０日までです。これまで以上に乾燥も強くなりますので、お気をつけいただきたい」

小池知事は２５日午前、このように述べた上で、「感染者も重症者も減ってきている。何としても抑え込んでいきたい」として、引き続き、感染防止対策を徹底するよう呼びかけました。

東京・中央区にある飲食店「たいこ茶屋」では、２４日まで都の要請に従い酒類の提供は午後８時まで、営業は午後９時までとしていましたが、２５日からおよそ１１か月ぶりに午後１１時までの通常営業に戻します。

たいこ茶屋店主・嵯峨完さん「もう、うれしくてしょうがないですね。（コロナ禍で）家飲みをする方が多いわけでございまして、果たしてお客様が戻ってきてくれるだろうかという不安はございますね」

店は酒類の仕入れをおよそ６割増やして対応しているということです。