宣言受け酒類提供停止を県内全域に 神奈川
神奈川県は、来月2日から緊急事態宣言の対象地域となることを受けて、酒類提供の停止を県内全域に広げるほか、カラオケ店に休業を要請することを決定しました。
国が首都圏3県と大阪府に対して緊急事態宣言を発出したことを受けて、神奈川県の黒岩知事は30日午後、対策本部会議を開き、飲食店における酒類提供の停止を県内全域に広げるほか、カラオケ店に対して休業を要請することを決定しました。
また県民には特に午後8時以降の外出自粛の徹底を求めていくとしています。期間は来月2日から31日までです。
神奈川県では30日、新たに1418人の新型コロナウイルス感染者が確認されていて、3日連続で1000人を超え、過去最多を更新しています。
感染者数の急激な増加を受けて県は、特に入院患者が増えている中等症・軽症者向けの病床数を拡大するほか、宿泊療養施設のさらなる確保に取り組むとしています。