新型コロナの感染者のリバウンド傾向が続く東京都は、政府に対して、まん延防止等重点措置を延長する場合には、酒類の提供を原則、停止することを、基本的対処方針に明記するよう要望しました。

東京都は、政府に対して、今後の新型コロナ対策に関する要望書を出しました。都は、リバウンド傾向にある都内の感染状況を踏まえ、実効性のある一層強力な措置を求めた上で、飲食店などの酒類提供について、原則、停止することを、基本的対処方針に明記するよう要望しました。

現在、酒類の提供については、一定の条件を満たせば、午後７時まで認められています。

都は、感染状況の悪化に歯止めがかからないことから、政府との事務折衝では、まん延防止等重点措置の延長を求めていて、その上で、飲食店での酒類提供を再び停止する方向で調整しています。