寿都町町長選 現職・片岡さん6度目の当選
いわゆる「核のごみ」の最終処分に向けた調査の是非が争点となっていた北海道寿都町の町長選挙は、調査に応募した現職の片岡春雄さんが6度目の当選を果たしました。
20年ぶりの選挙戦となった寿都町長選は現職の片岡春雄さんが1100票あまりを集めて当選し、6選を果たしました。
片岡春雄氏「核のごみの部分についても、勉強させていただきたい思いでいっぱい。とにかく6期目に向けて、しっかり今まで以上の行政運営をさせていただきたい」
一方で、調査の撤回を主張する前町議で新人の越前谷由樹さんは900票を獲得したものの及びませんでした。
越前谷由樹氏「私の力が及ばなかったので、本当に申し訳ございません」
寿都町では高レベル放射性廃棄物、「核のごみ」の最終処分に向けた文献調査が続いていて、町長選では調査の是非が最大の争点となっていました。
片岡さんは「次の調査に進むかどうかは住民投票で判断する」と主張していて、文献調査が終了する来年にも、住民投票で民意を問う考えです。