子ども4割が「学校に行きたくない」理由は
新型コロナウイルスの影響が長期化する中、およそ4割の子どもが「学校に行きたくない」と回答したことがわかりました。
この調査は、新型コロナの感染が急拡大した第5波にあたることし9月に、子どもと保護者あわせておよそ7000人を対象に国立成育医療研究センターが行ったものです。
調査の結果、子どもの38パーセントが、「直近1週間で学校に行きたくないと思ったことがある」と回答しました。学校に行きたくない理由は、「教室が密」「部活、行事がない。静かな給食がつらい」などがありました。
調査を行った医師は、周囲の大人に対し、子どもと話し合う機会が必要だとしています。
国立成育医療研究センター・森崎菜穂医師「(子どもたちの意見が)多少考慮されてるって思われているだけで、反映されなくてもだいぶ変わるんじゃないかと思っています」
また、「ワクチンを接種できるようになったらすぐに受けたいか」という質問に対して、55パーセントの小学生が「受けたい」と回答しました。