秋篠宮さまは３０日、５６歳の誕生日を迎えられました。会見で、秋篠宮さまは長女、眞子さんの結婚の儀式について、「私の判断で行わなかった」などと明かされました。

「結婚に当たって、普通であれば行われている三つの行事ですね。納采の儀と告期の儀と入第の儀、これは私の判断で行わなかったわけですけれども、私は本来であればそれは行うのが適当であると考えています」

秋篠宮さまは、先月、小室圭さんと結婚した眞子さんの儀式を行わなかったことは自らの判断だと明かし、「皇室の儀式が非常に軽いものだと印象を与えた」「皇室への影響もあり、迷惑をかけた方々に対して申し訳なく思っている」と述べられました。

また、儀式を行わない判断をしたきっかけについて、小室さんが今年４月に公表した母親の金銭トラブルに関する２８枚の文書をあげ、「あれを読んで、みんなが納得できるものではないと判断した」と述べられました。

さらに、結婚の記者会見は、「一方向のものではなく双方向での会見の形にしてほしかった」との考えを示し、「複雑性ＰＴＳＤ」の眞子さんは「難しかった」とする一方で、小室さんについては「自分の口から話をして、質問にも答える機会があった方が良かった」と述べられました。

一方、眞子さんが「複雑性ＰＴＳＤ」になった原因は、「恐らく雑誌、ネット両方の記事にあるのだろう」との見方を示し、「誹謗（ひぼう）中傷は許容できるものではない」と述べられました。

秋篠宮さまの誕生日のお祝い行事は、秋篠宮妃紀子さまの父、川嶋辰彦さんの死去を受け、行われないということです。