初詣に向け…成田山新勝寺“大しめ縄作り”
師走に入り、今年も残すところあと1か月となりました。千葉県の成田山新勝寺では、初詣に向けた特大のしめ縄作りが佳境を迎えています。
大しめ縄は、新勝寺の職員らが「照範じめ」とよばれる独特の技法で編み上げて作ります。しめ縄に使うワラは、近隣の農家から届けられた6000束のうち2500束が選ばれました。
江戸時代に五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って作られたのが始まりで、稲穂をつるしたようにみえることが特徴です。
完成すると長さ6.6メートル、重さは200キロにもなり、年末年始には大本堂の前に飾り付けられ大勢の参拝者たちを迎えます。
去年、新勝寺は新型コロナ対策で「分散参拝」を呼びかけましたが、今年は通常通りの受け入れを予定しているということです。