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WHO職員ら コンゴで地元の人に性的虐待

2021年9月29日 20:21

WHO(=世界保健機関)は28日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、職員ら83人が地元の人に性的虐待をしていたとする調査結果を発表しました。

独立調査委員会の報告書によりますと、エボラ出血熱が流行していたコンゴ民主共和国で、2018年から去年にかけ、WHOの支援活動に関わった83人が、地元の人に性的虐待をしていたということです。

このうち21人は、WHOに直接雇用された職員で、仕事を与える見返りに、性的な関係を強要するなど立場を悪用していました。被害者の中には、13歳の少女が妊娠したケースもあったということです。

WHOは、関係者の処分を検討するとともに、再発を防止するため構造改革を進めるとしています。