山形・最上川 川の水が街まであふれ…おととしの豪雨災害と同程度の被害か
活発な前線の影響で、北陸地方を中心に記録的な大雨となっています。山形県を流れる最上川では複数のか所で川があふれ、流域の住宅では浸水などの被害が出ています。大江町から中継。
大江町を流れる最上川では、茶色く濁った水が勢いよく流れ、堤防のない地区では、川の水が街まであふれています。
大雨の影響で、大江町のほか米沢市・長井市の3か所で川の水があふれ、大江町左沢では百目木、鹿小沢地区など3つの地区で住宅への浸水が確認されています。
町によりますと、2020年に起きた豪雨被害と同じ程度の被害が出ると予想されています。
「今までにないくらい大きな音。滝みたいな…」
「数十年(に一度の大雨)というより、何年かごとに発生している気がする」
県のまとめによりますと、13の市と町でおよそ2万世帯を対象に避難指示が出されています。