山形に「大雨警報」 最上川が氾濫…住宅などに浸水被害 JR米坂線では小白川橋梁が崩落
山形県を流れる最上川では、これまでに複数の箇所で川の水が堤防を越えてあふれ、流域では住宅への浸水被害が発生しています。
4日午前5時50分までの24時間降水量は、置賜地域の4つの地点で観測史上最大を記録し、飯豊町高峰では306ミリを観測しました。
この雨の影響で最上川上流の長井市河井山付近では、堤防の越水による氾濫が確認されました。また、大江町左沢では最上川の溢水(いっすい)が発生し、住宅などへの浸水被害が確認されています。
一方、飯豊町のJR米坂線では小白川橋梁が崩落しているのが発見されました。
気象庁では最上川以外の河川も水位が上昇し、氾濫する可能性もあるとして、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。