首都高“長距離”上限値上げ 1950円に
首都高速道路会社は来年4月から、長距離利用の上限金額の引き上げを発表しました。
首都高速道路では現在、走った距離に応じて料金が加算され、35.7キロメートル以上の利用については上限金額が普通車で1320円に設定されています。この上限金額について首都高速道路会社は、来年4月から55キロメートル以上で普通車で1950円に引き上げると発表しました。
距離に応じた料金の場合、長距離になるほど1キロあたりの料金が割安になるため、都心を通過する目的で長距離走行する車による渋滞が発生していて、それを抑制する狙いです。
また、混雑する昼間から交通量が少ない深夜への利用を促すため、首都高としては初めて深夜割引が導入され、ETC搭載車は深夜0時から4時まで料金が20%割引となります。