蔵王温泉スキー場で「スキー場開き」山形市
山形市の蔵王温泉スキー場で11日、「スキー場開き」が行われ、待ち望んだスキーヤーらが初滑りを楽しみました。
上の台ゲレンデで行われた「スキー場開き」では、伝説が残る蔵王天狗に扮(ふん)したスタッフが初滑りを披露し、子どもたちがくす玉を割って、オープンを祝いました。合わせて安全祈願祭も行われ、関係者が今シーズンの無事故を祈りました。
蔵王温泉スキー場は、14あるゲレンデのうち「上の台」と「中央」など、4か所で30センチほどの積雪があり滑ることができます。このうち、上の台ゲレンデは、去年より1週間ほど早く、11日から滑走が可能となり、スキーヤーたちは雪の感触を確かめながら、気持ちよさそうに滑っていました。
県内から「初滑りに天気もいいので蔵王に来た」「7年ぶりくらいのスノーボードで、転んだりもしたが楽しかった」
東京から「雪を見たのがことし初だったので、こんなに積もっているし滑りやすいし、よかった。ふかふかというか、初心者にもかなり滑りやすく楽しい」
残りのゲレンデも積雪次第で順次オープンの予定で、蔵王温泉スキー場は今シーズン、コロナ禍だった昨シーズンの17万人以上の来場者を見込んでいます。