地震続く悪石島の住民、鹿児島市などに避難
今月9日に震度5強の揺れを観測するなど、群発地震が続く鹿児島県十島村の悪石島の住民が、鹿児島市などに避難しました。
鹿児島県のトカラ列島近海では、今月4日から群発地震が続いています。
9日に震度5強の揺れを観測した悪石島では、12日朝、島外への避難を希望していた12世帯30人のうち、8世帯14人が悪石島を出港し、午後7時半ごろに鹿児島市に到着しました。村が借りた宿泊施設などに滞在するということです。
避難してきた住民「怖かったです。母を残してきたので心配ですが、これ以上揺れないことを願う」
避難してきた住民「少し揺れが収まった後の大きな揺れで不安が強くて、島にはまだたくさんの人が島を守るために残っているので、大きな揺れがないことを祈る」
十島村役場によりますと、島外への避難を希望した人は全員避難したということです。