新年に向けて、皇室伝統の寄せ植え盆栽「春飾り」の準備の様子が公開されました。

２１日午前、皇居で行われたのは、皇室伝統の寄せ植え盆栽「春飾り」の仕上げの作業です。「春飾り」は、松、竹、梅、センリョウやマンリョウなど縁起の良い草木をあしらった伝統の寄せ植え盆栽で、大きいものは２メートルを超え、樹齢１５０年以上の梅の古木も使われています。

宮内庁の職員が盆栽の根元にこけを張り、川をイメージした白い化粧砂を敷いて仕上げていました。

「春飾り」は約２０鉢作られ、今月３０日から新年にかけて、御所など皇室の方々のお住まいや皇居・宮殿の車寄せなどに飾られます。秋篠宮家は、紀子さまの父・川嶋辰彦さんが先月亡くなったことを受けて、今回は飾られないということです。