火災発見…小中学生ら6人、連携し人命救助
住宅火災を発見し通報や消火活動などを行って人命救助に貢献したとして、小中学生ら6人に東京消防庁から感謝状が贈られました。
22日、東京消防庁の清水洋文消防総監から感謝状が贈られたのは、立川市に住む小中学生5人と、40歳の男性です。
東京消防庁によりますと、先月29日、津田美咲さんら小学生4人が公園で遊んでいたところ、住宅から煙が出ているのを発見、4人は近くにある美咲さんの自宅に急いで向かい、父の康宏さんと兄で中学1年の翔太郎くんに知らせました。
翔太郎くんはすぐに119番通報し、康宏さんは消火器を持って駆けつけると現場の住宅の2階へ上がり、逃げ遅れた70代の女性を救助したということです。
津田美咲さん(10)「冷静に動けて初期消火などを頼むことや呼びかけができた」
実は美咲さんの父、康宏さんは川崎市消防局の消防士。親子を中心とした連携プレーが人命救助につながりました。
東京消防庁は、「火事を見つけた時はすみやかに119番通報してほしい」としています。