特殊詐欺被害を未然に防止 女性らに感謝状
特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、会社員の女性らに感謝状が贈呈されました。
詐欺被害を未然に防いだ菅原渚さん「正直、声をかけるのは勇気がいりました。これからも気になれば声かけたいなと」
警視庁愛宕署から感謝状が贈られたのは会社員の女性らです。女性は今年8月、訪れた東京・港区新橋のコンビニで、高齢女性がプリペイド式の電子マネーの情報をスマホで慌てて読み取ろうとしているのを見て、詐欺被害ではないかと思い、通報したということです。また、この高齢女性が2日後に再び電子マネーを購入しようとした際に、声をかけて被害を防いだコンビニ店の男性マネジャーにも感謝状が贈られました。
これとは別に、先月、急に「定期口座の解約をしたい」と話した男性の言動などを不審に思い通報した信用金庫の職員にも感謝状が贈呈されました。
警視庁は、「少しでも不審に思ったら、ためらわずに警察に連絡してほしい」と呼びかけています。