意識もうろうの男性救助 小田原署が感謝状
神奈川県警小田原警察署は、意識がもうろうとなった認知症の疑いがある男性を救助したとして市内の男女2名に感謝状を贈りました。
小田原警察署は、84歳の認知症の疑いがある男性を救助したとして鈴木俊夫さんと伊東壽子さんに感謝状を贈りました。2人は道に迷っている男性を自宅まで連れて来たところ男性の容体が急変し、意識がもうろうとした状態になったということです。
鈴木さんは福祉施設で働いていた経験があり、速やかに男性の気道を確保して救急車を呼んだことで男性は一命を取り留めました。
小田原警察署の野崎剛志署長は、「市内で認知症の高齢者による行方不明の届け出は多数あるが、今回のように発見から通報、保護と介助を自発的に行っていただいたケースはあまりない。非常に感謝している」としています。