東京都の小池知事は定例会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染者が新たに４人確認されたと発表し、そのうち１人が「市中感染」とみられると発表しました。オミクロン株の「市中感染」は首都圏では初めてとなります。

小池知事は、東京都内で新型コロナウイルス・オミクロン株への感染が確認された人が新たに４人いることを明らかにしました。

このうち感染者１人は都内のクリニックに勤める医師で、海外渡航歴はなく、また海外に滞在歴がある人の濃厚接触者でもないということで感染源が分からない都内初の「市中感染」となるということです。

２３日までに大阪府と京都府で「市中感染」が確認されていましたが、首都圏では初めての市中感染となります。

小池知事は、検査態勢の強化をはかって市中感染の拡大を阻止したいとしています。