成田空港“土地の明け渡し”で強制執行を開始 反対派「恥を知れ」
千葉県にある成田空港の敷地内に空港反対派が設置したやぐらなどの強制執行が始まりました。
千葉地裁は15日夜、成田空港の誘導路脇で、空港反対派が設置したやぐらや立て看板などの撤去と土地の明け渡しについて、強制執行に着手しました。成田空港側が起こした訴訟の判決では、やぐらの撤去や土地の明け渡しが認められていて、反対派の抵抗に対する強制執行は約6年ぶりになります。
反対派「夜中にこんなことをして恥を知れ。用地を渡さないぞ」
1978年に開港した成田空港をめぐっては、土地の強制収用などを行って建設を進めようとした国と、建設に反対する地元住民との間で長年対立が続いています。
また、現在も空港の敷地内では反対派の用地があって、影響が続いています。