ダイハツ 5車種が出荷可能に 国交省が安全基準適合を確認
ダイハツ工業が車両の安全性を確認する認証試験で不正をしていた問題で、国土交通省は5車種については安全基準に適合することが確認できたと明らかにしました。これによりダイハツは出荷ができるようになります。
国土交通省は、ダイハツ工業による不正行為が確認された45車種について、道路運送車両法の安全・環境基準に適合しているかの検証を行っていて、適合が確認されるまでは出荷の停止をダイハツ側に指示しています。
検証が終了した「ダイハツ・グランマックス(バンタイプ)」とダイハツが生産する他社ブランド「トヨタ・プロボックス」「トヨタ・タウンエース(バンタイプ)」「マツダ・ファミリアバン」「マツダ・ボンゴ(バンタイプ)」の5つの車種について基準に適合していることが確認されたことを明らかにしました。
これにより、5車種については出荷停止の指示を解除したということです。
国土交通省は残りの40車種についても検証を行い、結果が出たものから順次公表するとしています。