■寒冷前線通過・・・北海道では激しい雷雨に

4日（火）から5日（水）にかけて、日本海から南下する寒冷前線が列島を通過する見込みです。

この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、北海道から九州にかけての広い範囲で雨が降り、日本海側の地域を中心に雨の強まる所がありそうです。

特に北海道では、4日（火）は雷を伴って1時間40ミリの激しい雨が降り、大雨となる所もあるでしょう。

また、風も強まり、4日（火）は北海道日本海側で最大瞬間風速30メートルの予想となっています。

前線の活動等によっては警報級の大雨や暴風となるおそれもありますので、今後の情報に注意が必要です。

■前線通過後は気温急降下？

東京の週間予報

寒冷前線の通過とともに、列島の上空には北から冷たい空気が流れ込み、空気がガラッと入れ替わります。

東京の最高気温を見てみると、3日（月）は28℃、4日（火）は30℃の予想となっているのに対して、前線が通過した後の6日（木）は22℃と、日中でも肌寒くなりそうです。

そして、7日（金）はさらに気温が下がる見込みで、最低気温は12℃、日中の最高気温も19℃までしか上がらず、11月上旬並みの寒さとなりそうです。

急激に気温が低くなりますので、衣服や布団などをすぐに交換出来るように準備をしておくといいでしょう。

また、気温の変化が大きくなりますので、体調の変化にも十分ご注意ください。