熱帯低気圧が北上、あすにも台風に 今後の動きに注意を
強い台風12号が石垣島の北を北上していて、引き続き、高波に警戒が必要です。一方、熱帯低気圧が日本の南を北上しています。14日にも台風になるとみられ、今後の動きに注意が必要です。
強い台風12号は12日、石垣島付近を通過したあと、東シナ海を比較的ゆっくり北上しています。
先島諸島では、長い時間、大荒れの状態が続き、最大瞬間風速は西表島で40.4メートル、石垣島で40.2メートルを観測しました。また、48時間で降った雨の量は、波照間島で400ミリを超え、9月として1位の大雨となりました。
台風は、今後、東シナ海を北上し、先島諸島から離れる見込みです。石垣島や宮古島は、暴風域から抜けましたが、引き続き、高波に警戒するとともに、強い風にも十分注意が必要です。
一方、日本の南海上には発達中の熱帯低気圧があって、今後、24時間以内に新たな台風が発生しそうです。新たな台風は、17日以降、沖縄から西日本に近づくおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。