東京都 新たなコロナ対応策など1日夕方に発表へ
東京都は、政府が先月決定した新型コロナのレベル分類に対する都としての新たな対応策などを1日夕方、発表します。
政府は先月、新型コロナの感染状況のレベルを4段階に見直しています。
関係者によりますと、それぞれのレベルに対する都の新たな対応について、レベル1では、ワクチンの早期接種、レベル2では発熱外来の強化や病床などの確保レベルの引き上げ、レベル3では都道府県が発出できる「医療ひっ迫防止対策強化宣言」相当として、重症化リスクに応じた受診の徹底、また、レベル3で「医療非常事態宣言」相当となった場合には、外出などは必要なものだけに限定するよう要請するとの案で調整していて、新たな行動制限は行わないということです。
また、それぞれのレベルへの移行基準については、新規感染者や重症病床使用率などの「指標」と、発熱外来や入院体制などの「事象」を目安とし、数値で機械的に判断するのではなく、専門家の分析などを踏まえて、総合的に判断するという案で調整しています。
1日夕方に行われる都の会議で、正式に発表されるということです。