東京都 コロナ警戒レベル“維持”もインフルとの同時流行懸念で「医療提供体制さらに拡充の必要」
東京都は、新型コロナウイルスの感染状況についての分析結果を公表し、警戒レベルは維持したものの、インフルエンザとの同時流行が懸念される中、医療提供体制をさらに拡充する必要があると指摘しました。
東京都は新型コロナの医療提供体制について、警戒レベルは4段階中、上から3番目を維持したものの、「インフルエンザとの同時流行が懸念される中、患者数の急増に対応できるよう、医療提供体制をさらに拡充する必要がある」と指摘しました。
感染者数の7日間平均については、4週連続で前週を上回っているほか、65歳以上の感染者も連続して増加していると報告され、感染状況のレベルは前週に引き続き、上から2番目となりました。
一方、変異株に関しては、現在主流を占めるBA.5の割合が、都の変異株PCR検査の結果、72.5%まで減少していることが示され、BQ.1.1系統などオミクロン株の新たな系統の割合の増加が報告されました。