首都圏各地で強風被害…工事現場の足場倒壊など相次ぐ 交通機関にも影響
全国的に風が吹き荒れる中、首都圏の各地では、工事現場の足場が崩れるなど被害が相次いでいます。
消防によりますと、13日午前10時すぎ、埼玉・春日部市にある4階建ての建物の工事現場で、金属製の足場が崩れました。強風の影響とみられ、足場は隣接するアパートに寄りかかっていますが、通行人やアパートの住人にケガをした人はいないということです。
また、東京・墨田区でもビルの工事現場で足場が倒れそうになる事故がありました。強風で工事用の防音シートがあおられたとみられ、ケガ人はいないということです。
交通機関への影響も出ています。
首都圏新都市鉄道によりますと、13日午前10時半すぎ、茨城・つくばみらい市で、つくばエクスプレスのみらい平駅の線路上にトタン屋根が飛んできて架線にひっかかりました。停電も発生し、この影響でつくばエクスプレスは守谷駅とつくば駅間の上下線で一時、運転を見合わせていましたが、午後3時半すぎに運転が再開されました。
空の便にも影響が出ていて、成田空港では強風により飛行機が着陸をやり直すゴー・アラウンドもみられました。
午後1時現在、日本航空では20便、全日空では雪の影響も含めて27便が欠航を決めています。